目持っとく サイドバイサイド雑感
大阪アジアン映画祭、クロージング作品として上映された『サイドバイサイド 隣にいる人』
気になるところが沢山あったので目持っときます。
‼️ネタバレがあります‼️
OAFF2023 クロージング作品
「サイドバイサイド 隣にいる人」
ムビチケカードの、あの窓が"未山"が見続ける景色?
・未山 透明感 受容する器 指輪
「おいで」という言葉に象徴される、"寄せ付ける""預かる""誘う""導く"
食事(おやつなども)するシーン、また美々や詩織に朝食を用意するシーンが数度重ねられている(=普通の人間であることを示している)
感情的にならないのは、多分父の影響(→1度だけ声を荒らげたときに事件が起きている)
「高校生の頃・・・」のセリフがあるということは、"未山"という苗字は本名らしい。
"未山の家"というのがあるのだが、いまはほとんど詩織・美々と暮らしている。
癒す青年~
もしかしたら、シングルマザーの詩織を癒すと同時に未山は詩織に癒されていたのかもしれない。
・美々 こども 光り 受け入れ流す装置 指輪
魔法少女を夢みている
未山と同じものが見える、たまに未山以上に見えたりする。
屈託のなさ。癒し。無垢の愛らしさ。
・詩織 母親 暖かく明るい色 再生させる 安らぎ
未山を信頼している。が、彼のことにはあまり詳しくない(シングルマザーで女の子の母なのに)
慈母のようにみえる。
莉子と再会したのちの未山が唯一安心して眠れる場所、多分心底愛している
・莉子 過去の人(黒) 器になれず彷徨っている
時が止まっている?(ドレスが、過去の未山=黒との逢瀬のときと同じ)
お腹の子どもは誰の子?
(未山くんが"会いに来ることを選ばなければ")
↑↑↑どのときのこと?
未山と再開後、時が動き始める(?)
未山、詩織と出会って、引きこもっていたところから出てこられる(?)
お腹で子どもが育ち始める(?)
光のような未山を描く
→→→影のような光のような=天使のような
美々にだけは最初から未山だと分かった
未山、詩織と美々の母娘と共に暮らすうち、だんだん色を取り戻し、終盤詩織と共にダイニングのテーブルを照らす灯りを附ける。
赤ん坊は(多分)男子
スタイに記された英文
「〰︎︎〰︎︎〰︎〰︎(←読み取れず)
Outside」
ではなかったか
・草鹿 過去からずっと変わらぬ男(黒)
未山の恋人だった莉子を隠していた。
(子どもの父親?)
どちらにしても(多分)自分に靡かない莉子に思いあぐねた挙句疎ましく思い、生霊とまでなって未山のもとに現れる。
・謎の男 (白) ←この男がいちばんの謎で鍵
未山が"場所"を譲った相手。
この男に出会ったあと、迷子になった牛を見つけ、初めて"寄せられず""導かれる"
しかし詩織の家には美々と、莉子の母子が居て、多分あの赤ん坊の男の子が未山の変わり(?)に見える。
たまに美々にだけ見える形で"未山"は現れたりする。
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