日々徒然 

5分で書ける程度の戯言

毎日同じ写真ですが #サイドバイサイド隣にいる人

   全部違います😂

 

 

   大阪アジアン映画祭クロージング上映

   公開初日

   舞台挨拶上映(×3)

   昨日と今日のムビチケ消費

 

   6回観て、6回目にして初めて涙が止まらないところがあって。

 

   私は、ドラマや作り物、アニメもそうですが、裏設定とかそういうの関係なく「これだ」と脚本に書かれたものが全てだと思ってるんですよ。

   今回の作品にしても、マジックリアリズムとか寓話的とか様々ないわれ方がありますが、それでも作られた画面の中で描かれるキャラクターが語ること、仕草、表情~~背景や道具、それらが物語ることが全てだと思っています。

   だから分からない物語は、"嫌"とならなければ考え続けてしまいます。

   行間を、余白を~~

   何故ここにこの余白が置かれたのか——

   絵画やイラストの余白だって、線が引かれていないだけで、作品の一部なのです。

 

   まぁ以下は、いつもの独り善がりな戯言です。

   気にせずスルースルー😅👍🏻

 

✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈本日のツブツブぶつぶつ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼

 

 

 

   今日は何故か、ふと莉子のことが入ってきて。

   彼女はまさか、色彩があまり見えなかったのではないか…

   見えない訳では無い、関心がなかった(?)

   

   あの文化祭の日(本当は乗り気じゃなかった)未山が莉子を、あるいは莉子の絵を、見初め夢中になって

   "君が求めてくれるなら すべてをあげる"

   

   白い食べ物しか

   白い絵の具しか

   

   未山は、本当に下に置かないくらい莉子が大切で。 

   それはここに来ても全く変わらなくて。

   いや、いまは少し以前のは変わっていて。  

   それでも彼女の煩わしいことを全てひきうけて。

   

   朝の起き抜け、自分の作業を中断して彼女に水を用意したり

   食卓に零した牛乳の片付け

 

   

   気を使っている

   でも、彼が彼女に対するのはいつもこんなふうに、過保護なくらい・・・  

   少し浮世離れした少女が心配で目が離せなくて

 

   彼女が真摯に向かう絵が大切で

   虫や、風に漂ってくる塵からさえ護ってやりたくて。

   彼女がそれでいいなら部屋の奥に閉じ込めて、作業に没頭させるなど。

 

   

 

   分かってる、彼が優しいこと

   それに甘えきっている自分

 

   だからこそ自分からも愛を返したくて、なにかしたいのになにも出来ない。

 

『なんで私の気持ちが分からないの』

 

 

   "会いに来てよ  うそつき"

   どうして本当にいて欲しいときに、あなたは居ないの?

 

 

 

   実は、草鹿も。

   以前の未山と同じように莉子を愛した。

   未山が姿を消し、戸惑う莉子を支え続けたのが草鹿だった。

   彼との生活は短くなかった。

   いつもわがままを言い、それでも許してくれる草鹿に甘え続けていた。

   自分は未山のものなのに、なぜ未山は自分を捨てたのだろう?

   草鹿と暮らしながら、莉子は未山の姿を描き続ける。

 

   草鹿はそれでも、彼女が大切で、彼女の大切にする絵が汚れないように細心の注意を払い、わがままを受け入れ続けた。

   自分はたぶん未山の代わり、いや、代わりになれるわけはないのだけど、それでも彼女を思い続けた。

   どうにもならないときには、未山に成り代わりたいとまで思いながら

   それでも、

   それでも

   いつか彼の魂が身体を抜け出す。

  

 

✄-------------------‐✄追記✄-------------------‐✄

(何故か間違って更新してしまったらしく、草鹿の部分が消えてしまいました)

   後ほどきちんと書きます。

 

   なんで消えちゃったんだろ😭

   ちゃんと書けてた文章だったのに、同じようには二度と書けません💦

 

 

✄-------------------‐✄✄-------------------‐✄

   

   未山が現れ、草鹿と離れ

   鳥の羽がくっついてしまった絵も

   別にもうどうでもよかった。

   

   自分が何を描きたかったのか——

 

   あっちゃん(猫)がよじ登ってしまった絵も

 

  あのときあの場所に来ることを選ばなければ、私に会うことはなかったのに

 

   "貴方の方が後悔してるのではないの?"

 

   未山と星空を見上げながら。

   彼女は色彩を取り戻す

 

   明るい色のカーディガンを纏う

   お腹の子が動くのを、ちょっと楽しみに待つ

   "美しい"を探しに

   夕日を見ながら思い浮かび口ずさむ歌

   そして美々と半分こしたみかん(色のついた食べ物)

 

 

   彼女は改めて自分が草鹿を確かに愛していたことに気づく。

 

   未山はそれでも、君が求めてくれるなら全部をあげると

   あのときそばにいられなくて「ごめん」と

 

   すべてを受け取ったら別れが待っている

   一度は拒みながら、それでも莉子は言った「ありがとう」

 

 

 

 

2023.4.20  大事な灯り~ #サイドバイサイド隣にいる人 #サイドバイサイド感想 https://meytameda.hatenablog.com/entry/2023/04/20/233000

 

2023.4.16  そこにいない人を思う~ #サイドバイサイド感想 https://meytameda.hatenablog.com/entry/2023/04/16/233000

2023.4.16  公開記念舞台挨拶上映  #サイドバイサイド隣にいる人 https://meytameda.hatenablog.com/entry/2023/04/16/113000

2023.4.14  追求しすぎてはいけない #サイドバイサイド隣にいる人 https://meytameda.hatenablog.com/entry/2023/04/14/233000

2023.3.20  目持っとく  サイドバイサイド雑感 https://meytameda.hatenablog.com/entry/2023/03/20/233000